国産み神話はじまりの地『淡路島』で絶対行きたいオススメスポット紹介
こんにちは!神社入門ガイドのyoshikiです🌏
伊邪那岐(イザナギ)と伊弉冊(イザナミ)によって最初に創造されたと伝わる『淡路島(あわじしま)』
国産みに起源を持つ神秘的なパワースポットや自然の環境で育った食材が楽しめる
兵庫県でも人気の観光地ですよね。
そこで今回は、国生み神話はじまりの地である『淡路島』で
絶対行きたいオススメスポットをご紹介いたします。
「夏休みは淡路島を思う存分楽しみたい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
イザナギが眠る淡路国一之宮
淡路島で絶対行きたいオススメスポット一つ目は
兵庫県淡路市多賀にある淡路島一之宮の『伊弉諾(いざなぎ)神宮』
滋賀県(近江)の多賀大社と共に国産み・神産みの神"イザナギ"の幽宮(終焉の地)
そして伊勢神宮をはじめ、全国の重要な神社を繋ぐ太陽運行の中心地として
全国的に崇敬を集める神社です。
古事記の中で、とりわけ古い写本には
「故其伊耶那岐大神者坐淡海之多賀也。」
(いざなぎのおおかみは あふみのたがに ましますなり)
と記述があり、近江市の多賀と淡路島の多賀が幽宮の有力地とされているわけですね。
いずれにせよ、国産み神産みの神霊が宿るパワースポットの一つである!
ということは間違えないでしょう。
ご祭神は
淡路島、そして日本を創造した二柱の神様が祀られています。
二柱を祀る本殿には、本来イザナギの御陵(ごりょう)が建っていたため
明治初期までは禁足地として、足を踏み入れることができなかった神聖な場所。
当時は、イザナギを一柱で祀っていた時期もあったそうです。
現在でも本殿床下には墳丘墓(ふんきゅうぼ)の石を確認できるため
ぜひ、御陵の貴重な痕跡も覗いてみてはいかがでしょうか?
ちなみに堺内入口付近の『放生の神池(ほうじょうのみいけ)』は
イザナギ御陵の中心にあったお濠(ほり)の跡と伝わるパワースポットです。
古くは放生神事(鳥や魚を放して生命の永遠を祈る)が行なわれており
●鯉を放つと病気平癒
●亀を放つと不老長寿
の願いが叶うという信仰習慣は、現在でも続いているそう。
本殿横には樹齢900年を数えるという古木がありますが、こちらも見どころの一つ。
古木は本来、二株だったものが結合して一株となっており
イザナギとイザナミの神霊が宿る『夫婦(めおと)の大楠(おおくす)』称され、大切に祀られています。
現在でも、子授かりや夫婦円満のご利益があるとして
多くの参拝者が訪れるパワースポット。
伊弉諾神宮を参拝された際は
大楠の自然エネルギーも体感してみて下さいね。
インパクト抜群の玉ねぎつけ麺
伊弉諾神宮から国道28号線を車で10分程度走ったところにお店を構える『麺乃匠いづも庵』さん。
讃岐うどんのコシと大阪うどんのモチモチ感を併せ持った"淡路島うどん"と
ボリューム満点の揚げ物を堪能できる手打ちうどん専門店。
麺作り創業100年を誇り
平日でも行列が出来るような人気のオススメスポットです。
特にオススメなのが、淡路島産玉ねぎを丸ごと一個天ぷらにした
インパクト抜群の「玉ねぎつけ麺 華」
その名の通り、花が咲いたような見た目も美しい淡路島産玉ねぎは
低温で10分間丁寧に揚げられており、中には旨味が凝縮されていました。
もちろん、アッサリ目のダシや細うどんとの相性もバッチリ!
ナイフとフォークで玉ねぎを少しずつ切り崩しながら
細うどんと一緒に頂くという体験も斬新で面白いですね。
「玉ねぎつけ麺 華」は、900円と非常にリーズナブルな価格で頂くことができますから
ぜひ、淡路島を訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに土日祝日は、1時間以上並ぶ覚悟が必要かもしれませんが
いづも庵さんの"こだわり"へ時間を使う価値は十二分にあると思いますよ。
国産みの舞台となった縁結び神社
国道28号線から県道126号方面へ10分程車を走らせた小さな丘の上に鎮座する『自凝(おのころ)島神社』
最初に作ったとされる自凝島の伝承地の一つで
縁結び・安産のご利益でも知られるオススメのパワースポットです。
とりわけ神社の顔である大鳥居は、21.7mの高さを誇り
平安神宮・厳島神社と共に「日本三大鳥居」に数えられていますから
淡路島屈指の撮影スポットでもありますね。
ご祭神は、伊弉諾神宮と同じく
そして、黄泉の国でイザナギとイザナミが喧嘩別れをした際にその仲裁役となった
●菊理姫命(ククリヒメ)
という神様が合祀されています。
このククリヒメは、日本神話の異伝に一度だけ登場する神様なので
知らない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、"くくり"は"括る"にも繋がるように
当社の縁結びのご利益を高めているのは、間違えなくククリヒメのご神徳のおかげでしょう。
また、堺内の鳥居前に立つ大きな松の木は
松葉が三つに分かれていることから『三鈷(さんこ)の松』と呼ばれ、親しまれています。
通常の松葉は二つですから、非常に珍しいですよね!
開運と財運をアップする縁起物らしいので、ぜひ合わせて拝見してみて下さい。
ちなみに当社の位置する三原地域一帯は
神話で日本のことを表す「葦原国(あしはらのくに)」とも呼ばれていたり
イザナギとイザナミが自凝島を作る時に立ったと伝わる「天浮橋(あめのうきはし)」も残されています。
自凝島神社を参拝された際は
ぜひ、神話の伝承地も一緒に巡ってみてはいかがでしょうか?
余談ですが、当社前で販売されている野菜の直売所はかなり安いので
お土産に淡路島玉ねぎを買うならここがオススメです。
日本で最も"うずしお"に近い道の駅
自凝島神社から県道477号線を30分程度進んだ淡路島最南端に位置する『道の駅うずしお』
日本で最も"うずしお"に近い道の駅として
多くの観光客で賑わうオススメスポットです。
その名の通り、道の駅うずしおからは
●全長1,629メートルの大鳴門橋
●世界三大潮流にも数えられる鳴門海峡
の景観を一望することが可能。
展望台の右側に設置された階段を5分ほど降りると
展望広場(鳴門岬の最先端)へ辿り着くことができます。
鳴門岬の先端からは
●ローアングルの大鳴門橋
●世界最速の潮流
を間近で楽しめるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
隣り合わせになった瀬戸内海と太平洋の大迫力な海流
運が良ければ、満潮と干潮の高低差によって生まれる渦潮も拝見できるかもしれませんよ。
これだけ素晴らしい光景なのに
人がほとんど訪れない穴場スポットでもあります。
日本一に輝いたオニオンバーガー
道の駅うずしお内に店舗を構える『淡路島オニオンキッチン』さんもオススメのグルメスポットです。
淡路島オニオンキッチンさんでは、淡路島玉ねぎと淡路牛など
地元の食材を活かしたハンバーガーを堪能できるバーガーショップ。
中でも看板メニューである
●あわじ島オニオンビーフバーガー
●あわじ島オニオングラタンバーガー
は「全国ご当地バーガーグランプリ」で1位と2位を受賞し
年間で15万個を売り上げるという人気のハンバーガーです。
ご覧のようにテラス席からは、鳴門海峡の絶景を眺めながら
出来たてのハンバーガーを頂くことができます。
●淡路牛や淡路島玉ねぎの旨味
●素材を引き立てる自家製トマトソース
●焼き立てふわふわのバンス
道の駅を訪れた際は、全国一位のご当地グルメを
ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、道の駅うずしおで販売されているオリジナル商品の数も淡路島ではNo.1だそうです。
道の駅うずしおへ立ち寄れば
旅の思い出となる最高のお土産が見つかるかもしれませんね。